ハッチンソン兆候 [2025.09.16] 本日、81歳男性が右前頭部に水疱ができたとのことで来院されました。診断は帯状疱疹です。 診察だけで診断可能です。顔面の前頭部は三叉神経第一枝の支配領域です。しかし鼻先に水疱があるときは要注意です。三叉神経第2枝にも帯状疱疹が出現している可能性を考えるからです。鼻先に水疱形成を認めた場合、帯状疱疹による眼症を考慮する必要があります。このような兆候をハッチンソン兆候といいます。 帯状疱疹の眼症は失明のリスクです。今現在、眼の症状がなくても帰宅後に出現するかもしれません。必ず眼科の先生へ紹介が必要です。 前の記事へ次の記事へ